メリットと注意点

アドバルーン広告とは、無人の係留気球や風船を使った宣伝方法の一種のことである。日本では主に、水素やヘリウム入りの係留気球を使って屋外に設置し、宣伝文の布を吊り下げる形の広告手法を指すことが多い。アドバルーン広告は空中に掲示できるため、不特定多数の人々の目に触れやすい。また、場所の目印の役割を担うと同時に、宣伝メッセージも掲示できるのも魅力のひとつである。しかし屋外に設置するため、天候に左右されやすい。例えば強風の際など、アドバルーン広告は事故の恐れがあるため、日中夜問わず常時監視員の設置が必要となる。また風速5m/s以上になると、掲揚を中止しなければならない。このように広告としての効果は期待できるが、監視員の人件費が必要なことや、事故への細心の注意が必要であるといった点があるため、アドバルーン広告を使う際には、よく考えて利用したい。

一般的にアドバルーン広告のイメージとは、紅白の球体に宣伝文の布を吊り下げたものが多いと考えられる。しかし近年は、多様なアドバルーン広告が作成・利用されている。例えばアドバルーン広告の風船そのものが企業に関連する形、例えば自動車メーカーの広告の場合は車、住宅展示場の広告の場合は家など、遠くから見ても分かりやすい、伝わりやすい形に進化してきている。会社のロゴの形のアドバルーンも作成できるようだ。そして、アドバルーン広告は夜間でも利用できる。例えば気球内照明やバナー照明を使い、夜間でもしっかりと広告の役割を果たすことができるのである。しかしアドバルーンは天候や周囲の環境に左右されやすい。周囲約20m四方に電柱や看板などの障害物があったり、強風の日は掲揚できないのである。このように様々あるが、より効果的な広告の手段のひとつとして、アドバルーン広告の利用を考えてみるのも良いだろう。